キャンプ×バイクを遊び尽くす!初心者がまず揃えるべき道具と積載術

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キャンプ×バイクを遊び尽くす!初心者がまず揃えるべき道具と積載術

 

こんにちは。LANTERN NOTE、運営者の「sou」です。

風を切って走るバイクの爽快感と、焚き火の炎に癒やされるキャンプの時間を一度に味わえるバイクキャンプは、まさに大人の最高の遊びですよね。しかし、車と違って積載量に限りがあるため、キャンプとバイクを組み合わせるには、道具の選び方や持ち物のまとめ方にコツが必要です。初心者のうちは、どんなテントがおすすめなのか、荷崩れせずに安全に走るための積載方法は具体的にどうすればいいのか、費用はどのくらいかかるのかなど、気になることがたくさんあると思います。私自身、最初は荷物がパンパンになってしまい、運転が怖かった経験もありました。この記事では、そんな不安を解消して、皆さんが安心してキャンプツーリングに出かけられるような実践的なアイデアをお届けしますね。

  • バイクキャンプに適した軽量・コンパクトな道具選びの基準がわかる
  • 安全な走行を支える積載の基本とパッキングのコツが身につく
  • 限られた積載量の中で快適に過ごすための優先順位が整理できる
  • 初心者が失敗しやすいポイントを未然に防いで楽しむヒントが得られる

バイクキャンプを始めるための準備

バイクでキャンプに行くためには、ただ道具を揃えるだけでなく、二輪車ならではの特性を理解した準備が必要です。ここでは、なぜこのスタイルがこれほどまでに人を惹きつけるのか、そして最初に意識すべきポイントについてお話しします。

キャンプとバイクの相性が最高な理由

バイクとキャンプの相性がいい理由は、何といってもその「自由度」にあると私は思っています。車では入り込めないような細い道の先にあるキャンプ場や、ふと立ち寄った絶景スポットでコーヒーを淹れる時間は、バイク乗りだけの特権ですよね。目的地にたどり着くまでの「道中」そのものがアクティビティになるバイクと、自然の中で「過ごす時間」を楽しむキャンプ。この二つが合わさることで、日常の喧騒から完全に切り離された没入感を味わうことができます。

不便を楽しむ贅沢とミニマリズム

また、バイクキャンプには「積載制限」という物理的な制約がありますが、実はこれが最大の魅力でもあります。車のように「何でも持っていく」ことができないからこそ、「本当に必要なものだけを厳選する」というプロセスが生まれます。自分にとって何が大切なのかを問い直し、限られた装備でいかに快適に過ごすかを工夫する。このパズルのような試行錯誤が、クリエイティブな楽しさを刺激してくれるんです。最近では、装備を極限まで削ぎ落とす「ミニマリスト」や「ウルトラライト(UL)」なスタイルが注目されていますが、バイクキャンプはまさにその精神を体現する遊びだと言えますね。

機動力とコミュニティの広がり

さらに、バイクならではの機動力は、キャンプの幅を大きく広げてくれます。例えば、設営を終えた後に少し離れた場所にある温泉へふらっと出かけたり、地元のスーパーへ珍しい食材を探しに行ったりするのも、バイクなら苦になりません。キャンプ場では、同じバイク乗り同士で自然と会話が生まれることも多く、共通の趣味を持つ仲間との出会いも楽しみの一つです。ソロキャンプで静かに過ごすのも良し、ツーリング仲間と焚き火を囲むのも良し。そんな多様な楽しみ方ができるのも、バイクキャンプが多くの人を虜にする理由なのかなと思います。

初心者が最初に揃えるべき三種の神器

バイクキャンプを始めるなら、まずは「テント」「シュラフ(寝袋)」「マット」の3つを最優先で選びましょう。これらはキャンプ道具の中で最もかさばり、かつ睡眠の質、つまり翌日の運転の安全性に直結する非常に重要なアイテムだからです。バイクに積むことを前提とする場合、単に軽いだけでなく「パッキングした時の形状」が細長くなるものや、圧縮して小さくなるものを選ぶのがスマートです。

テント:居住性と収納サイズのバランス

バイクキャンプ用のテント選びで最も重要なのは、ポールの収納サイズです。多くのシートバッグの幅が40cm〜50cm程度であることを考えると、ポールの仕舞寸法が45cm以下のものを選ぶと、バッグの中にすっきりと収まります。初心者のうちは、雨天時の結露を防ぎ、前室(靴や荷物を置くスペース)が確保しやすい「ダブルウォール」の「自立式テント」がおすすめですね。一人用(1P)だと荷物を入れるスペースが足りなくなることが多いので、あえて「二人用(2P)」を選ぶと、ヘルメットやライディングジャケットを室内に持ち込んでもゆったり過ごせます。

シュラフとマット:快眠を支える軽量ギア

次にシュラフですが、予算が許すなら断然「ダウン素材」を選んでください。化学繊維(化繊)のシュラフは安価で手入れも楽ですが、収納サイズがダウンの2倍以上になることもあります。バイクの限られた積載スペースにおいて、シュラフを小さくできるメリットは計り知れません。また、マットも忘れてはいけません。地面からの冷気は想像以上に体力を奪います。収納性を重視するなら空気を注入する「エアータイプ」、故障のリスクを避け設営を楽にしたいなら折りたたみ式の「クローズドセルタイプ」を選びましょう。以前、キャンプ初心者がまず揃えるべき基本セットについても詳しく解説しましたので、全体像を把握したい方はぜひチェックしてみてください。

道具選びのチェックポイント:

  • テント:ポールの仕舞寸法が自分のバッグに入るか確認する
  • シュラフ:積載重視ならダウン、コスパ重視なら化繊だが圧縮袋を活用する
  • マット:R値(断熱性)が高いものを選ぶと、寒い時期でも底冷えしない
  • 共通:最初は「登山用」のスペックを参考にすると失敗が少ない

積載の限界を突破するパッキング術

バイクキャンプにおいて、最も頭を悩ませるのが「どうやって荷物を積むか」ですよね。車と違い、積載方法一つでバイクの挙動が劇的に変わってしまいます。ここでは、安全運転を損なわず、かつスマートに荷物をまとめるための具体的なテクニックを解説します。

シートバッグ選びで失敗しないための基準

荷物を積む手段として最も一般的なのがシートバッグですが、選ぶ際は「容量可変機能」がついているものを選ぶと後悔しません。行きはきれいにパッキングできていても、帰りは疲れや結露で荷物が膨らんだり、お土産を買ったりして入りきらなくなることがよくあります。50リットルから60リットル程度まで拡張できる大容量タイプを持っておけば、泊数が増えても対応可能です。

固定力の強さと防水性能の重要性

バッグ選びで次に注目すべきは、バイクへの固定方法です。バックルやベルトが頑丈で、走行中に前後左右にズレない設計になっているかを確認しましょう。特にオフロードバイクのようにシートが細い車種や、スポーツタイプのようにリアカウルが跳ね上がっている車種は、固定ベルトの取り回しに工夫が必要です。また、突然の雨に見舞われることもあるツーリングでは、防水性能も無視できません。バッグ自体が防水仕様のもの(ターポリン素材など)か、あるいは使いやすいレインカバーが付属しているものを選びましょう。私はさらに念を入れて、濡らしたくないシュラフや着替えは、個別に防水のスタッフバッグ(ドライバッグ)に入れてからメインバッグに収納するようにしています。

バッグ以外の積載オプション

シートバッグだけでは収まらない場合、サイドバッグ(パニアケース)やタンクバッグ、あるいはキャリアに直接括り付ける方法もあります。ただし、荷物を分散させすぎると重心が外側に広がり、すり抜けや取り回しが難しくなることも。まずはメインとなるシートバッグに「重いもの・大きいもの」を集中させ、そこに入り切らない小物や、すぐに取り出したい雨具などをサブバッグに入れるという構成が理想的です。

ホムセン箱という選択肢も: 費用を抑えたい、あるいは圧倒的なタフさを求めるライダーには、ホームセンターで売っているプラスチックの収納ボックス(通称:ホムセン箱)も人気です。蓋の上にさらに荷物を積める、椅子やテーブル代わりになる、何より安いといったメリットがありますが、固定には自作のステーや加工が必要になることもあります。

重い荷物は下へ!走行安定性を高める積み方

パッキングの鉄則は、「重いものは中心かつ低い位置に、軽いものは外側や高い位置に」配置することです。これを守らないと、バイクの重心が上がり、交差点を曲がるだけでグラリとした不安感に襲われたり、サイドスタンドで停めた際に反対側に倒れそうになったりします。非常に危険ですので、この物理法則だけは徹底してくださいね。

具体的なパッキングの順番

バッグの中身を詰める際は、まず一番底、あるいはシートに最も近い位置に、水、調理器具(クッカー)、バーナー、ペグやハンマーなどの重量物を配置します。その隙間を埋めるように、焚き火台などの平らなものを差し込みます。その上に、シュラフや衣類、テントのフライシートといった比較的軽くてかさばるものを詰め込んでいくのが基本です。また、左右の重量バランスも重要です。右側に重いものを固めると、常に左にハンドルを切っていないと直進できない、なんてことになりかねません。左右でだいたい同じ重さになるよう、パッキングの最終段階で微調整しましょう。

法的な積載制限の遵守

安全に走るためには、技術だけでなく法律を守ることも不可欠です。バイクの積載には「高さ」「幅」「長さ」について厳格な規定があり、これを守らないと道路交通法違反になります。特に見落としがちなのが「幅」で、積載装置(キャリアやシート)から左右にそれぞれ15cmまでしかはみ出してはいけないというルールがあります。キャンプ道具を横に長く積みすぎると、追い越しや狭い道での事故に繋がるため、パッキング完了後に必ず後ろから見て確認しましょう。

積載に関しては、道路交通法施行規則によって、地上から2メートル以下の高さ、積載装置から前後30センチメートル、左右15センチメートル以内といった制限が設けられています。これを超えると「積載物大きさ制限超過」となり、交通違反の対象となるだけでなく、バイクの操縦安定性が著しく低下します。(参照元:道路交通法施行規則 第22条(出典:e-Gov法令検索)

快適さを左右するキャンプ道具の選び方

最後は、キャンプ場で過ごす時間をより楽しくするための道具選びについて。バイクだからといって快適さを諦める必要はありません。最近のキャンプギアは進化が凄まじく、「軽くて小さいのに使い勝手が抜群」なものがたくさんあります。賢く選んで、充実したキャンプライフを送りましょう。

コンパクトさを最優先したテントとシュラフ

バイクキャンプでは、テントの重量よりも「収納サイズ」を重視すべきだと私は感じています。重さはバイクが支えてくれますが、サイズは積載の可否に直結するからです。特に注目したいのが、ツーリング専用に設計されたモデルです。これらのテントは、ポールの一節が短く設計されており、パッキング時の横幅が抑えられています。

素材選びで変わるパッキングの難易度

テントの生地には大きく分けてナイロンとTC(ポリコットン)がありますが、バイクなら圧倒的に「ナイロン」がおすすめです。TC素材は火の粉に強く風合いも素敵ですが、非常に重く、濡れると水を吸ってさらに重くなり、収納サイズも巨大になります。一方で、最新のシリコンコーティングされたナイロンテントは、驚くほど軽くて手のひらサイズにまで圧縮できるものもあります。シュラフについても同様で、ダウンのフィルパワー(FP)が高いものほど、少量で暖かさを確保できるため、パッキングが飛躍的に楽になります。コンプレッションバッグ(圧縮袋)を併用すれば、ラグビーボールくらいの大きさにまで小さくすることも可能ですよ。以前、バイクキャンプにおすすめの軽量テント特集で具体的なモデルを紹介しましたので、あわせてご覧ください。

マットの快適性と積載のトレードオフ

マット選びも重要です。蛇腹折りのウレタンマットは、バッグの上に外付けするスタイルがライダーらしくて格好いいですが、雨に濡れると悲惨です。もしバッグの中に収めたいなら、インフレータブル式(自動膨張)かエアー式のマットが最適です。特にエアーマットは、収納時は500mlのペットボトルサイズになるものもあり、積載の救世主となってくれます。ただし、エアー式はパンクのリスクがあるため、念のためリペアキットを携帯するのを忘れないでくださいね。

焚き火を楽しむための軽量な焚き火台選び

キャンプといえば焚き火ですが、バイクに大きな焚き火台を積むのは現実的ではありません。そこでおすすめなのが、「ピコグリル」に代表されるような、折りたたみ式のメッシュや薄い板状の焚き火台です。これらは収納時にA4サイズ以下になり、厚さも数センチ程度に収まるため、シートバッグの背面ポケットや、サイドバッグの隙間にスッと入ります。

焚き火台選びの基準と薪の扱い

「小さな焚き火台だと、キャンプ場で売っている大きな薪が載らないのでは?」という心配もありますよね。確かに、超小型の焚き火台では薪を細かく割る必要があります。しかし、バイクキャンプ向けの「A4サイズ程度」のモデルであれば、市販の30〜40cmの薪をそのまま、あるいは少し斜めにして載せられるものが多いです。どうしても薪が大きすぎる場合に備えて、「コンパクトな手斧」や「折りたたみノコギリ」を一つ忍ばせておくと安心です。これらもバイクキャンプでは定番のギアですね。また、最近は環境保護の観点から「焚き火シート」の使用が必須のキャンプ場が増えています。グラスファイバー製のシートも、薄く畳めるので必ずセットで持っていきましょう。

調理と焚き火を一台でこなす

積載を減らすための工夫として、調理ができる五徳付きの焚き火台を選ぶのも一つの手です。焚き火を眺めながら、その熱を利用してお湯を沸かしたり肉を焼いたりすれば、ガスバーナーの使用頻度を減らすことができ、予備の燃料缶を持っていく必要がなくなるかもしれません。こうして「一つの道具に複数の役割を持たせる(多機能化)」ことも、バイクキャンプを快適にする重要なテクニックです。

アイテム名 おすすめのタイプ 積載時のポイント 優先度
テント ツーリング用自立式 ポールの仕舞寸法を45cm以下に
シュラフ ダウン(3シーズン用) コンプレッションバッグで圧縮
チェア アルミフレーム折りたたみ式 座面とフレームを分離して収納
焚き火台 板状またはメッシュ式 バッグの底や背面の隙間に差し込む
クッカー アルミ製深型 内部にバーナーと燃料をスタッキング

キャンプとバイクの組み合わせは、準備の段階からすでに冒険が始まっているようなワクワク感があります。荷物を積み込み、エンジンをかけて走り出す瞬間のあの高揚感は、何度経験しても色褪せることはありません。この記事で紹介した積載のコツや道具選びを参考に、あなたらしい自由なスタイルを見つけてもらえたら嬉しいです。安全運転を第一に、最高の景色と焚き火を楽しみに行ってきてくださいね!

※記事内で紹介している積載ルールや道具の数値は、道路交通法や一般的な製品スペックに基づいた目安です。実際の積載制限は車種や装着しているキャリアの耐荷重によって異なります。ご自身のバイクの取扱説明書や、道路交通法(各都道府県の規定を含む)を必ず事前に確認し、最終的な判断と積載は自己責任で行ってください。特に過積載や固定不備による事故には十分ご注意ください。

(参考記事:バイク積載をマスターする!荷崩れしない紐の結び方

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