【子連れキャンプ持ち物】必需品から便利グッズまで徹底網羅
こんにちは。LANTERN NOTE、運営者の「sou」です。家族みんなで自然を満喫できる子連れキャンプ、想像するだけでワクワクしますよね。でも、いざ準備を始めると「あれもこれも必要かも?」と不安になり、荷物がどんどん増えてしまったり、逆に現地についてから「アレがない!」と焦ったりした経験はありませんか?私自身、最初の頃は心配性すぎて車がパンパンになっていました。この記事では、そんな経験を踏まえ、子連れキャンプに必要な持ち物を、必需品のリストやあると助かる便利グッズまで整理してご紹介します。季節や子供の年齢に関わらず、基本となる考え方を押さえておけば、準備のストレスがぐっと減りますよ。
- 失敗しないための基本的な必需品リストとその選び方
- 子供の笑顔が増える遊び道具や快適に過ごすための便利グッズ
- 急な体調変化や怪我にも対応できる安心のトラブル対策アイテム
- 荷物を増やしすぎずに快適なキャンプを実現するための工夫
子連れキャンプの持ち物リスト【基本編】
まずは、これがないと始まらない「基本の持ち物」から確認していきましょう。大人だけのキャンプとは違い、子供の安全と快適さを最優先に考えるのがポイントです。
テント・寝具は「快適さ」最優先で
子連れキャンプにおいて、テントと寝具は妥協してはいけない最重要アイテムです。特に寝具は、子供がしっかりと睡眠を取れるかどうかが、翌日の機嫌に直結します(これ、本当に大事です)。
ファミリーに最適なテントの選び方
テントは、設営が簡単で居住性の高い「2ルームテント」がおすすめです。リビングスペースと寝室が一体になっているので、急な雨でも子供が濡れずに移動できますし、夜はツールームを閉め切れば虫の侵入も防げます。
ドーム型テントとタープを別々に設営するスタイルも開放的で素敵ですが、設営の手間が2倍になるため、子供から目が離せない時期はオールインワンの2ルームタイプが圧倒的に楽です。また、最近ではワンポールテント(ティピー型)も人気ですが、中央にポールがあるため、走り回る子供がいる場合は少し注意が必要です。設営時間の短縮は、そのまま「子供と遊ぶ時間の確保」に繋がります。
詳しくは、【これからキャンプを始める人向け】まずはテントの種類と特徴を知ろう!の記事でも解説していますので、テント選びの参考にしてみてください。
睡眠の質を左右するマットとシュラフ
そして寝具。地面の凹凸や底冷えは、子供にとって大敵です。銀マット一枚では背中が痛くて眠れないことも多いため、厚さ5cm以上のインフレーターマット(自動膨張式マット)を用意することをおすすめします。我が家では、封筒型のシュラフを広げて連結し、家族みんなで川の字になって寝ています。子供が布団を蹴飛ばしても安心ですし、何より安心感があるようです。マミー型(ミノムシのような形)は保温性が高いですが、子供が窮屈がって嫌がることがあるので、最初は封筒型が無難です。
意外と忘れる?照明と電源周り

キャンプ場の夜は、想像以上に真っ暗です。街灯のある公園とは違い、月の明かりだけが頼りということも珍しくありません。子供がトイレに行く際や、テント内で着替える際に、十分な明かりがないと怖がってしまうこともあります。
ランタンの使い分け術
照明(ランタン)は、用途に合わせて3つ用意するのが鉄則です。
- メインランタン(1000ルーメン以上):サイト全体を照らす大光量タイプ。虫を寄せ付ける役割も担うので、テーブルから少し離した場所に設置します。
- テーブルランタン(300〜500ルーメン):食事の手元を照らす優しい明かり。暖色系だと料理が美味しく見えます。
- テント内・移動用ランタン:火を使わないLEDランタンが必須です。
特にテント内では、ガスやガソリンのランタンは一酸化炭素中毒や火災のリスクがあるため絶対に使用禁止です。子供がトイレに行く時に自分で持てるような、小型のLEDランタンやヘッドライトも人数分あると便利です。
電源の確保
最近のキャンプではスマートフォンやゲーム機、夏なら扇風機、冬なら電気毛布など、電源が必要なシーンが増えています。電源サイトでない場合は、大容量のポータブル電源があると心強いですよ。特に冬キャンプで電気毛布を使う場合、ポータブル電源の容量は「Wh(ワットアワー)」を確認し、一晩持つかどうか計算しておきましょう。
子供が喜ぶ&親が助かる【遊び・便利グッズ編】
基本装備が整ったら、次はキャンプをより楽しく、快適にするためのアイテムです。子供が夢中になってくれれば、親も少しだけゆっくりする時間が持てますからね。
自然遊びを盛り上げるアイテム

キャンプ場には遊具がないことも多いですが、自然そのものが最高の遊び場です。とはいえ、きっかけ作りとなる道具があると、子供の食いつきが違います。
定番ですが、「虫取り網とカゴ」は男の子も女の子も大好きです。捕まえた虫を図鑑アプリで調べるのも現代的な楽しみ方ですね。また、夜の探検ごっこに使える「子供用のヘッドライト」を持たせると、それだけで大興奮してくれます。100均で売っているような光るブレスレット(サイリウム)も、迷子防止を兼ねた遊び道具として優秀です。テントのガイロープ(張り綱)に引っかかって転ぶのを防ぐための目印としてペグにつけるのもおすすめです。
雨が降ったときや、夜寝る前のリラックスタイム用に、トランプやUNOなどのカードゲームも忍ばせておくと救世主になりますよ。詳しくは【子連れキャンプ必勝法】ママ目線でオススメのキャンプギア7つでも紹介していますが、ハンモックなども子供たちに大人気です。
ぐずり対策のお助けグッズ
環境が変わると、普段は機嫌の良い子でも急にぐずり出すことがあります。そんな時のために、普段から愛用しているタオルやお気に入りのぬいぐるみを持っていくと安心です。「いつもの匂い」がするアイテムは、テントという非日常空間での不安を和らげてくれます。
食事とおやつの工夫

また、おやつは「小分け」になっているものを多めに用意しましょう。設営中や撤収中など、どうしても手が離せない時に「ちょっとこれ食べて待っててね」と渡せるアイテムは、親の心の余裕に繋がります。チョコレートなどは夏場は溶けてしまうので、グミやラムネ、スナック菓子などが適しています。
食事に関しても、キャンプだからといって張り切りすぎず、子供が食べ慣れているレトルトカレーや冷凍ハンバーグを活用するのも賢い手です。冷凍食品は保冷剤代わりにもなるので一石二鳥。「無理をしない」ことが、子連れキャンプ成功の秘訣だと私は思っています。野菜は自宅でカットしてジップロックに入れておけば、現地での調理時間が短縮でき、包丁を使うリスクも減らせます。
安全・安心のための【トラブル対策編】
楽しいキャンプも、怪我や体調不良があっては台無しです。病院が近くにないことも多いので、事前の備えが何より重要です。消費者庁のデータでも、レジャー中の子供の事故として火傷や転落が多く報告されており、事前の対策が呼びかけられています(出典:消費者庁『行楽シーズン到来! 安全にレジャーを楽しみましょう』)。
虫刺され・怪我の応急処置セット

自然の中にいく以上、虫刺されは避けて通れません。蚊取り線香や虫除けスプレーはもちろん、刺された後の薬(ムヒなど)や、ハチやブヨに刺された場合に毒を吸い出す「ポイズンリムーバー」は必ず持参してください。ポイズンリムーバーは刺されてから2分以内の使用が効果的と言われていますので、すぐに取り出せる場所に保管しましょう。
また、子供は思いがけない場所で転んだり擦りむいたりします。消毒液、絆創膏、ガーゼ、包帯などをまとめた「ファーストエイドキット」を一つのポーチにまとめておきましょう。毛抜き(トゲ抜き用)や、目を洗うための生理食塩水(または精製水)もあると便利です。
虫対策については、プロはどうする? 夏キャンプの虫除けノウハウ!の記事でさらに詳しく解説していますので、虫が苦手な方はぜひチェックしてみてください。
寒暖差に対応する衣類選び

標高の高いキャンプ場などでは、真夏でも夜は驚くほど冷え込むことがあります。「昼間はTシャツで大丈夫だったのに、夜はダウンが必要だった」なんてことも珍しくありません。一般的に標高が100m上がると気温は0.6℃下がると言われており、平地との気温差は侮れません。
必ず「羽織れる上着」を一枚多めに持っていきましょう。ウィンドブレーカーやフリースなど、脱ぎ着しやすく重ね着しやすいものが便利です。逆に、子供は汗っかきなので、着替え(特に下着と靴下)は多すぎるくらいで丁度いいです。朝露で芝生が濡れていると、朝一番に靴や靴下が濡れてしまうことも多いです。水遊びをして靴が濡れてしまうことも想定して、予備の靴やサンダル(クロックスなど)もあると完璧ですね。
持ち物チェックリスト
最後に、ここまで紹介したアイテムをリストにまとめました。出発前の最終確認に活用してください。
| カテゴリ | アイテム | 備考 |
|---|---|---|
| 住居・寝具 | 2ルームテント | ペグ・ハンマーも忘れずに |
| 住居・寝具 | シュラフ・マット | 季節に合わせた温度帯のものを |
| 照明 | LEDランタン | テント内用・移動用 |
| 遊び | 虫取り網・カゴ | 100均グッズでも十分楽しめます |
| 救急 | ファーストエイドキット | 絆創膏、消毒液、ポイズンリムーバー |
| 衣類 | 防寒着・雨具 | レインウェアは上下セパレートがおすすめ |
まとめ
子連れキャンプの持ち物は、想像力と準備がすべてです。「もし雨が降ったら?」「もし寒かったら?」とシミュレーションしながら準備を進めることで、現地でのトラブルを未然に防ぐことができます。子供の安全を守れるのは親だけですから、過剰かな?と思うくらいの準備で丁度いいのです。
もちろん、最初から完璧な準備をするのは難しいものです。何度かキャンプに行くうちに、「これは要らなかったな」「あれがあれば良かったな」という、我が家だけの「最適解」が見つかっていくはずです。今回ご紹介したリストを参考に、ぜひ家族みんなで安全で楽しいキャンプの思い出を作ってくださいね。自然の中で子供たちが見せるキラキラした笑顔は、何にも代えがたい宝物になりますよ。
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