こんにちは。LANTERN NOTE、運営者の「sou」です。
キャンプでの楽しみといえば、焚き火を眺めながらゆったりとお酒を飲む時間ですよね。そんな時、手軽に作れるキャンプおつまみがあれば、その時間はもっと豊かになります。簡単なレシピが知りたい、コンビニや缶詰で済ませたいけど人気のおしゃれなメニューも気になる、といった悩みはありませんか?実は、手間をかけなくても最高の一皿は作れます。自然の中で食べる料理は、それだけで格別の味わいになるものです。
- キャンプにおけるおつまみの魅力と選び方のポイント
- コンビニ食材だけで完結する火を使わない時短テクニック
- 缶詰を活用した失敗知らずの温めるだけ絶品レシピ
- スキレットやホットサンドメーカーを使った本格的な楽しみ方

キャンプおつまみは「頑張らない」が正解?その魅力とは
せっかくのキャンプ、気合を入れて料理をするのも楽しいですが、おつまみに関しては「あえて頑張らない」という選択肢もまた、贅沢な時間を生み出す秘訣です。ここでは、なぜ手軽さが重要なのか、そしてどのようにメニューを選べば良い雰囲気を作れるのかについて解説します。
時間を忘れてリラックスするための手抜き術
キャンプ場に到着してテントを設営し、ギアを並べ終えた頃には、意外と体力を消耗しているものです。そこから手の込んだ料理を一から作り始めると、気づけば「料理を作って食べるだけで終わってしまった」なんてことになりかねません。特に1泊2日のキャンプでは、可処分時間は驚くほど短いのが現実です。
私自身、以前は「キャンプ飯=凝ったものを作る」と思い込んでいました。ダッチオーブンで長時間煮込む料理や、スパイスを調合から始めるカレーなどに挑戦したこともあります。しかし、調理に追われて焚き火の世話がおろそかになったり、友人とゆっくり話す時間が削られたりすることに違和感を覚えました。そこで、ある時「切って盛るだけ」のおつまみで済ませてみたところ、焚き火を見つめたり、星空を眺めたりする時間がたっぷりと取れたのです。この経験から、おつまみは「徹底的に手間を省く」ことが、心の余裕を生むと気づきました。
頑張らないためのポイント
- 食材は自宅でカットしておく(下準備): 野菜や肉は家で切ってジップロックに入れておけば、現地では包丁もまな板も不要になります。ゴミも減らせて一石二鳥です。
- 調理器具を極力使わないメニューを選ぶ: 洗い物を減らすことは、冬場のキャンプでは特に重要です。紙皿や割り箸を使うのも恥ずかしいことではありません。
- 「焼くだけ」「温めるだけ」の市販品をうまく活用する: 最近の冷凍食品やチルド惣菜のクオリティは侮れません。これらをベースに少しアレンジするだけで十分ご馳走になります。
手抜きは決して悪いことではありません。むしろ、大自然の中でゆったりとした時間を過ごすための「賢い選択」だと言えるでしょう。「何もしない贅沢」を味わうために、まずはおつまみから肩の力を抜いてみませんか。
焚き火やランタンの灯りに映えるメニュー選び
日が落ちて辺りが暗くなると、いよいよランタンや焚き火の出番です。この薄暗いシチュエーションこそ、キャンプおつまみが最も輝く瞬間です。明るい蛍光灯の下で食べる夕食とは異なり、揺らぐ炎の中で食事をすると、視覚的な要素が味覚にも大きく影響します。
味はもちろん大切ですが、見た目の雰囲気も重要です。例えば、単にお皿に盛るだけでなく、木製のカッティングボードにチーズやハムを並べるだけで、一気に「こなれた感」が出ます。また、スキレットのままテーブルに出せば、無骨な鉄の質感がキャンプサイトの雰囲気をぐっと引き締めてくれます。白い紙皿よりも、シェラカップやステンレスのプレートを使うだけで、アウトドアの非日常感が高まるのです。
色彩のコントラストを意識する
暗い場所では、料理の色味が沈んで見えがちです。そこで意識したいのが色のコントラストです。
写真映えするコツ ランタンの灯りは暖色系(オレンジ色)が多いので、料理にパセリの緑やトマトの赤、レモンの黄色など、鮮やかな色を少し加えるだけで、とても美味しそうに見えますよ。特にドライパセリやブラックペッパーは、どんな料理にも使える万能な「映えアイテム」として、スパイスボックスに忍ばせておくことをおすすめします。
おしゃれなキャンプおつまみといっても、難しい調理は必要ありません。「盛り付け」と「器選び」に少しこだわるだけで、いつものコンビニ食材が特別な一皿に変わります。視覚で楽しみ、雰囲気で酔う。これもキャンプならではの醍醐味ですね。
コンビニ食材で完成!火を使わない超時短おつまみ
キャンプ場に向かう途中、必ずと言っていいほど立ち寄るコンビニ。実は、ここはおつまみの宝庫です。スーパーマーケットが閉まっている深夜や早朝でも手に入る安心感に加え、個包装で使い切りサイズの食材が多いのもキャンパーには嬉しいポイントです。ここでは、包丁も火も使わず、買ってきてすぐに楽しめる最強のコンビニ活用レシピをご紹介します。
和えるだけ!サラダチキンとキムチのユッケ風
これは私がソロキャンプでもグループキャンプでも必ずと言っていいほど作る、鉄板のメニューです。コンビニのサラダチキンはそのまま食べても美味しいですが、少しアレンジするだけで居酒屋レベルの味になります。高タンパクで低カロリーなので、夜遅くに食べても罪悪感が少ないのも魅力です。
作り方は驚くほど簡単です。包丁すら必要ありません。
| 材料 | 分量 | 備考 |
|---|---|---|
| サラダチキン(プレーン) | 1パック | ハーブ味やスモーク味でも美味しく作れます |
| キムチ | 適量(小パック1つ) | 「こくうま」等の甘辛系がおすすめ |
| ごま油 | 大さじ1 | 風味の強い純正ごま油がベスト |
| 卵黄(あれば) | 1個 | 温泉卵で代用しても濃厚になります |
| 白いりごま(あれば) | 少々 | 食感と香ばしさをプラス |
- サラダチキンを袋の上から手で揉みほぐすか、開封して手で細かく割きます。繊維に沿って割くと食感が良くなります。
- シェラカップやボウルにチキンを入れ、キムチとごま油を加えてよく混ぜ合わせます。
- お皿に高く盛り付け、可能なら中央に窪みを作って卵黄を落とします。最後にいりごまを振れば完成です。
ポイントは、ごま油をたっぷり回しかけること。ごま油の香りが食欲をそそり、ビールやハイボールが止まらなくなります。調理時間はわずか3分。テント設営後の乾杯のお供に最適ですし、他のキャンプ料理ができるまでの「つなぎ」としても優秀です。もし海苔があれば、韓国海苔で巻いて食べるとさらに絶品になりますよ。
チーズとスナック菓子で作る意外な燻製風おつまみ

「燻製は食べたいけど、燻製器を出すのは面倒」「煙の匂いが服につくのが気になる」という時におすすめなのが、燻製風味の調味料やスナック菓子を使った疑似燻製体験です。
最近のコンビニには「燻製チーズ」や「燻製風味のナッツ」「燻製ベーコン」が充実しています。これらを別々に食べるのではなく、同じお皿に盛り合わせることで「燻製盛り合わせプレート」を作ります。さらに、ここでの隠し味として「粗挽き黒胡椒」を多めに振るのが私流のアレンジです。スパイシーさが加わることで、味が引き締まり、お酒の進む大人の味になります。
スナック菓子との意外な組み合わせ
また、意外な組み合わせとしておすすめなのが、スナック菓子とのコラボレーションです。
さらなる裏技 ポテトチップス(うすしお味やコンソメ味)の上に、カマンベールチーズやクリームチーズを乗せて食べるのもおすすめです。サクサクとした食感とクリーミーなチーズ、そして芋の塩気が絶妙にマッチします。クラッカーよりも油分があるため、より濃厚なおつまみになります。
「じゃがりこ」にお湯と割けるチーズを入れて混ぜる「じゃがアリゴ」もキャンプ飯として有名ですが、このようにコンビニのお菓子とチーズの組み合わせは無限大です。ぜひ自分だけの最強の組み合わせを見つけてみてください。
もっと手軽なキャンプ飯のアイデアを知りたい方は、こちらのクラッカー活用レシピの記事も参考にしてみてください。火を使わないアイデアが満載です。
缶詰が主役に!温めるだけで絶品になる魔法のレシピ
保存がきいて持ち運びもしやすい缶詰は、キャンパーの強い味方です。常温保存が可能なので、夏場のクーラーボックスの容量を圧迫しないのも助かりますね。そのまま食べるのも良いですが、少し温めたり食材を足したりするだけで、メイン級のおつまみに進化します。
オイルサーディンの直火アヒージョ
オイルサーディン(イワシの油漬け)を使ったアヒージョは、キャンプおつまみの代名詞とも言える存在です。よく「缶詰ごと直火にかけてグツグツさせる」光景をSNSなどで見かけますが、実はこれには大きな注意点があります。
【重要】缶詰の直火加熱に関する注意 多くの缶詰メーカーや業界団体は、缶詰をそのまま直火にかけることを推奨していません。缶の内側に塗布されているコーティング剤(BPAなど)が異常な高温で溶け出したり、缶が破裂したりする恐れがあるためです。安全に楽しむためには、必ず中身をシェラカップや小鍋に移してから加熱してください。
安全な作り方は以下の通りです。
- オイルサーディンを油ごとシェラカップに移します。
- 刻んだニンニク(チューブでも可)と鷹の爪、少しの醤油を垂らします。
- バーナーや焚き火の五徳に乗せて温めます。グツグツとしてきたら食べごろです。
- お好みでマッシュルームやミニトマトを加えると、彩りも栄養価もアップします。
残ったオイルにはイワシの旨味が凝縮されています。バゲットを浸して食べると、これまた絶品です。最後の一滴まで楽しみ尽くせるこのメニューは、ワインや日本酒との相性も抜群ですよ。シェラカップで作れば、取っ手がついているので火から下ろす際も安全で、そのまま食器として使えるので便利です。
缶詰のアレンジについては、缶詰オススメ製品と簡単アレンジレシピの記事でも詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
焼き鳥缶とチーズのトロトロフォンデュ
もっとガッツリ系が食べたい時におすすめなのが、焼き鳥缶を使ったチーズフォンデュ風です。特に「たれ味」の焼き鳥缶を使うのがポイントです。甘辛いタレはチーズとの相性が最高で、失敗知らずの組み合わせです。
作り方は非常にシンプルです。
- シェラカップや小鍋に焼き鳥缶をタレごと空けます。1缶だと少ない場合は、2缶使うと満足度が上がります。
- その上からピザ用とろけるチーズをたっぷりと被せます。肉が見えなくなるくらい覆うのがコツです。
- チーズが溶けるまで弱火にかけます。焦げ付かないように時々底から混ぜてください。
とろけたチーズが焼き鳥に絡みつき、濃厚な味わいになります。お好みで七味唐辛子や山椒を振ると、味がピリッと引き締まり、飽きずに食べられます。もしご飯があれば、この上にかけて「焼き鳥チーズ丼」にするのもおすすめです。お酒を飲まない方やお子様にも喜ばれる、万能メニューです。
道具を少し使って本格派!スキレット&ホットサンドメーカー活用術
もし少しだけ余裕があるなら、スキレット(鋳鉄製のフライパン)やホットサンドメーカーを使ってみましょう。これらの道具は蓄熱性が高く、食材の美味しさを最大限に引き出してくれます。鉄鍋で焼くというプロセス自体が、キャンプの楽しみの一つでもあります。
スキレットで焼くカマンベールベーコン
見た目のインパクト大で、グルキャン(グループキャンプ)でも盛り上がるのがこのメニューです。「カマンベールアヒージョ」とも呼ばれますが、ここではオリーブオイルを使わずにベーコンの脂だけで焼く、よりワイルドなスタイルを推奨します。
| 手順 | 詳細 |
|---|---|
| 1. 配置 | カマンベールチーズを丸ごと1個、スキレットの中央に置きます。上面の白カビ部分を薄く包丁で切り取っておくと、トロトロの中身にアクセスしやすくなります。 |
| 2. 包囲 | チーズの周りを囲むように、ハーフカットまたは一口大に切った厚切りベーコンを隙間なく敷き詰めます。 |
| 3. 加熱 | 火にかけ、ベーコンがカリッとして脂が出てくるまで焼きます。その熱で中央のチーズが溶け出します。 |
食べる時は、溶けたチーズにベーコンをディップしていただきます。ベーコンの塩気と脂がチーズと混ざり合い、口の中で至福のハーモニーを奏でます。冷めにくいスキレットのおかげで、寒い季節でも熱々のまま長く楽しめるのも嬉しいポイントです。味変として「はちみつ」と「ブラックペッパー」をかけると、塩気と甘みの無限ループが完成し、デザート感覚でも楽しめます。
スキレットを使った他のレシピに興味がある方は、ニトリのスキレット活用術の記事も参考になります。
ホットサンドメーカーで作るカリカリ餃子
ホットサンドメーカーはパンを焼くだけの道具ではありません。実は、餃子を焼くのに最適なギアなのです。上下から挟み込んで熱を加えるため、蒸し焼き効果が高く、誰でも簡単にプロ並みの焼き餃子が作れます。
作り方は以下の通りです。
- ホットサンドメーカーの両面に薄く油を引きます。
- 市販の冷凍餃子やチルド餃子を隙間なく並べます。
- 水(約30cc〜50cc程度)を入れ、すぐに蓋をして中火で蒸し焼きにします。
- パチパチという音がして水分が飛んだら、一度開けて確認します。
- 水分がなくなっていたら、再度蓋をして両面をひっくり返しながら、好みの焼き色がつくまで焼きます。
ひっくり返すのが簡単 フライパンだとひっくり返すのに失敗して皮が破れたり、具が飛び出したりすることがありますが、ホットサンドメーカーなら本体ごと裏返すだけなので、誰でも失敗なく両面パリパリの羽根つき餃子ができます。
ホットサンドメーカーの構造上、適度な圧力がかかるため、皮はパリパリ、中は肉汁が閉じ込められてジューシーに仕上がります。タレはポン酢や、酢とコショウだけの「酢コショウ」がさっぱりしていておすすめです。キャンプ場で食べる熱々の餃子とキンキンに冷えたビール、この組み合わせはまさに最強です。ぜひ次回のキャンプで試してみてくださいね。
安全に関するお願い 火気の使用や食材の加熱に関しては、火傷や食中毒に十分ご注意ください。特に鶏肉や豚肉などの生肉を扱う際は、中心部まで確実に火を通すようにしましょう。また、生肉を触った箸やトングで完成した料理を取り分けないよう、使い分けを徹底してください。本記事で紹介したレシピは目安であり、調理環境(気温、風、火力の強さ)によって加熱時間は異なります。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。


