こんにちは。LANTERN NOTE、運営者の「sou」です。
肌寒い季節のキャンプや、夜の冷え込みに備えて「キャンプブランケット」をお探しの方、多いのではないでしょうか。特に「焚き火」のそばで安心して使える素材や、テントサイトを彩る「おしゃれ」なデザイン、そして「冬」の厳しい寒さにも耐えられる「おすすめ」のアイテム気になりますよね。実はブランケット一枚といっても、その「使い方」や自宅での「洗い方」、機能的な「ブランド」の選び方など、知っておくと役立つポイントがたくさんあります。私自身も最初はデザインだけで選んでしまい、火の粉で穴を開けてしまった経験がありますが、素材や特徴をしっかり理解すれば、キャンプの快適度は格段に上がります。この記事では、初心者の方にもわかりやすく選び方のコツをご紹介します。
- キャンプにおけるブランケットの多様な活用シーンとメリット
- 焚き火や睡眠時など目的に合わせた最適な素材の選び方
- 機能性とデザイン性を兼ね備えたアイテム選びのポイント
- 長く愛用するための正しいお手入れ方法と注意点
キャンプブランケットが必要な理由と魅力

「わざわざブランケットを持っていく必要があるの?」と思う方もいるかもしれませんが、実はこれ一枚あるだけでキャンプの快適さが劇的に変わるんです。ここでは、その多様な使い道と魅力についてお話しします。
一枚で何役もこなす万能アイテム
キャンプブランケットの最大の魅力は、その汎用性の高さにあります。単なる防寒具としてだけではなく、アイデア次第でキャンプサイトのあらゆるシーンを快適にし、彩りを与える「マルチツール」のような存在です。私自身、キャンプを始めた頃は「上着があれば十分だろう」と考えていましたが、実際にブランケットを導入してからは、その便利さに手放せないアイテムとなりました。
時間帯で変わる活用シーン
例えば、朝の冷え込む時間帯には、コーヒーを淹れるまでの間、肩から羽織って暖を取るのに最適です。袖を通す必要がないため、寝起きですぐに体を包み込めるのが嬉しいポイントですね。日中は、コット(簡易ベッド)やチェアにかけておくだけで、サイト全体の雰囲気をガラッとおしゃれに演出するインテリアとしても機能します。無骨になりがちなキャンプギアの中に、温かみのあるテキスタイルが一枚入るだけで、ぐっと居心地の良い空間に変わります。
「敷く」「掛ける」「羽織る」の3WAY
具体的な使い方としては、大きく分けて3つのパターンがあります。
- 敷く:テント内のインナーマットの上に敷けば、地面からの底冷えを軽減するラグとして活躍します。厚手の大判サイズなら、お座敷スタイルのキャンプでも快適に過ごせます。
- 掛ける:就寝時にシュラフ(寝袋)の上から掛ける、あるいは中に入れてインナーケットとして使うことで、保温性が格段にアップします。特に冬キャンプでは、この一枚があるかないかで睡眠の質が大きく変わります。
- 羽織る:焚き火を囲むリラックスタイムに膝や肩にかける定番の使い方です。最近ではスナップボタン付きでポンチョのように固定できるものも増えており、両手が自由に使えるため、作業をしながらでも暖かさをキープできます。
さらに、意外と知られていないのが「クッション」としての活用です。使わない時は収納袋やクッションカバーに詰めておけば、車移動中の枕や、テント内での背もたれとしても重宝します。荷物を極力減らしたいソロキャンプやツーリングキャンプにおいても、防寒具兼寝具兼クッションとして、一石三鳥の働きをしてくれるのです。
防寒具としてだけでなく、クッションカバーに入れば枕やクッション代わりにもなるため、荷物を減らしたいキャンパーにも実はおすすめのアイテムです。
最近のキャンプ用ブランケットには、ボタンやスナップが付いていて、肩から羽織ったまま固定できるタイプも増えています。これなら両手が空くので、設営や料理の作業中も暖かいまま過ごせますよ。
失敗しないキャンプブランケットの選び方

デザインだけで選ぶと、実際のキャンプシーンで「使いにくい」「寒い」といった失敗をしてしまうことも。ここでは、素材やサイズなど、自分のスタイルに合ったブランケットを選ぶための具体的な基準を解説します。
「焚き火」重視ならウールやコットン素材
キャンプの醍醐味といえば、揺らめく炎を眺める焚き火の時間ですが、ここで最も注意したいのが「火の粉」によるウェアやギアへのダメージです。パチッと爆ぜた薪から飛んでくる小さな火の粉は、高温で非常に厄介な存在。特にポリエステルやナイロンなどの化学繊維は熱に弱く、火の粉が触れた瞬間に溶けて穴が開いてしまう「溶融(ようゆう)」という現象が起こりやすいのです。私自身、お気に入りのフリースを着て焚き火をしていたら、いつの間にか背中に穴が開いていた……という苦い経験があります。
天然素材の持つ「難燃性」の力
焚き火の近くで使うことを最優先に考えるなら、「ウール(羊毛)」や「コットン(綿)100%」の素材を選ぶのが鉄則です。これらの天然素材は、化学繊維に比べて圧倒的に熱に強く、多少の火の粉が飛んできても払えば跡が残らない程度の耐性を持っています。
ウールの特徴: ウールは「呼吸する繊維」とも呼ばれ、保温性が非常に高いのが特徴です。繊維の縮れ(クリンプ)が多くの空気を含むため、冷たい外気を遮断し、体温を逃しません。また、油分を含んでいるため多少の水滴なら弾いてくれますし、吸湿発熱性もあるため、湿度の高い日本のキャンプシーンに最適です。少し重さはありますが、その重みが逆に安心感を与えてくれるというキャンパーも多いですね。
コットンの特徴: 一方、コットンは肌触りが良く、通気性に優れています。ウールのようなチクチク感が苦手な方や、敏感肌の方にもおすすめです。汚れてもガシガシ洗える耐久性があり、使い込むほどに風合いが増す「経年変化(エイジング)」を楽しめるのも魅力。最近では、ミリタリーテイストの無骨なデザインのものが多く販売されており、男性キャンパーからの支持も厚いです。
難燃素材の進化
最近では、化学繊維でありながら特殊な加工を施して燃えにくくした「難燃アラミド繊維」などを配合したハイテクブランケットも登場しています。これらは軽量でありながら焚き火にも強いという、いいとこ取りのアイテムです。しかし、独特の風合いや温かみ、そしてコストパフォーマンスの面から、依然として天然素材のブランケットが根強い人気を誇っています。
焚き火を楽しむ際は、ブランケットだけでなく、適切な焚き火台選びも重要です。地面へのダメージを防ぎつつ安全に楽しむためのギア選びについては、以下の記事も参考にしてみてください。
人気の定番焚き火台から変わり種の焚き火台まで!おすすめ焚き火台18選
「暖かさ・軽さ」重視ならフリースやダウン
一方で、焚き火のそばではなく、テント内でのリラックスタイムや就寝時の保温性を最優先にする場合、あるいは持ち運びの利便性を重視する場合は、「フリース」や「ダウン」素材がベストな選択肢となります。これらの素材は、天然素材にはない「軽さ」と「圧倒的な保温力」を兼ね備えています。
デッドエアを味方につける
フリースやダウンが暖かい理由は、繊維の間に大量の空気(デッドエア)を抱え込むことができる構造にあります。この動かない空気の層が断熱材の役割を果たし、体温を外部に逃さないのです。 特にダウン素材のブランケットは、その軽さが最大の武器。高品質なダウンを使用したものは、羽織っていることを忘れるほど軽いのに、驚くほど暖かいです。収納時にはスタッフバッグに押し込めば片手に収まるほどコンパクトになるため、バックパック一つで移動する徒歩キャンパーや、積載に制限があるツーリングキャンプでは最強の味方となります。
シーン別の使い分け術
フリース素材は、肌触りの柔らかさが魅力です。毛足の長いボアフリースなどは見た目にも暖かく、シュラフに入った際のヒヤッとする感覚を軽減してくれます。洗濯後の乾きが早いのも、連泊キャンプや雨の多い季節には嬉しいポイントです。 ダウンブランケットは、就寝時にシュラフの上にかけるだけで、対応温度を数度引き上げる効果が期待できます。「持っているシュラフだけだと冬は寒いかも」と不安な時に、ダウンブランケットを一枚追加するだけで、朝までぐっすり眠れることも珍しくありません。
弱点を知って賢く使う
ただし、先述の通りこれらの素材は熱に弱いため、焚き火の近くでの使用は厳禁です。また、ダウンは水に濡れると嵩(かさ)が減り、保温力が著しく低下するという弱点もあります。結露が発生しやすい冬のテント内で使う場合は、テントの壁面に触れないように配置するか、表面に撥水加工が施されたモデルを選ぶなどの工夫が必要です。
| 重視するポイント | おすすめ素材 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 焚き火・耐久性 | ウール・コットン | 火の粉に強い、雰囲気が良い | 重い、嵩張る、乾きにくい |
| 軽さ・暖かさ | ダウン・フリース | 軽量、コンパクト、速乾 | 火に弱い、水濡れ注意 |
ダウン素材は水濡れに弱いものが多いです。結露で濡れてしまうと保温力が下がることがあるため、テントの壁面に触れないように使うか、撥水加工が施されたモデルを選ぶと安心です。
冬のキャンプは寒さ対策が生死を分けると言っても過言ではありません。ブランケット以外にも、防寒対策全般について詳しく知りたい方は、こちらの記事も役立つはずです。
冬キャンプで悩む大荷物。ちょっとした工夫で少しでも減らして冬キャンプも快適に過ごそう
長く使うためのお手入れとメンテナンス
お気に入りのブランケットを長く愛用するためには、キャンプから帰った後のお手入れが欠かせません。素材によって洗い方や保管方法が大きく異なるため、正しいケア方法を知っておきましょう。不適切な洗い方をしてしまうと、縮んでしまったり、せっかくの保温性が失われたりすることもあります。
洗濯表示の確認と保管のコツ
キャンプで使用したブランケットは、焚き火の煙の匂い、土埃、食べこぼし、そして自身の汗など、目に見えない汚れも含めて様々なものが付着しています。しかし、「汚れたからとりあえず洗濯機へ!」というのは危険です。
ウール・コットンのケア
ウール素材のものは、基本的に水洗いが難しいケースが多いです。水と摩擦によって繊維が絡まり合い、フェルト化して縮んでしまうためです。基本的には、キャンプから帰ったら風通しの良い日陰で半日ほど干し、湿気を完全に飛ばしてブラッシングするだけで十分です。もし汚れがひどい場合は、ウール対応の中性洗剤を使って優しく手洗いするか、ドライクリーニングに出すのが最も安全で長持ちさせる秘訣です。 コットン素材は比較的丈夫なので、洗濯機で洗えるものが多いですが、色落ちや型崩れを防ぐために洗濯ネットの使用をおすすめします。
化繊・ダウンのケア
ポリエステルやフリース素材の多くは、自宅の洗濯機で丸洗いが可能です。ただし、ここで注意したいのが柔軟剤の使用です。柔軟剤は静電気を防ぐ効果がありますが、使いすぎると繊維の表面をコーティングしてしまい、フリース本来の吸湿性や、難燃加工の効果を弱めてしまう可能性があります。洗剤は漂白剤の入っていない中性洗剤を選び、標準コースではなく「手洗いコース」や「ドライコース」などの弱水流で洗うと生地へのダメージを最小限に抑えられます。 ダウン製品については、専用の洗剤を使う必要があります。通常の洗剤だと羽毛の油分を取りすぎてしまい、ロフト(嵩高)が失われてしまうからです。洗った後は、中の羽毛が偏らないようにほぐしながら、数日かけてしっかりと乾燥させることが重要です。
保管方法の重要性
次に使うまでの保管方法も大切です。湿気はカビやダニの原因になるため、通気性の良い不織布の袋などに入れて、湿気の少ない場所に保管しましょう。ダウンや化繊のブランケットをコンプレッションバッグ(圧縮袋)に入れっぱなしにするのは避けてください。長時間圧縮されたままだと、繊維が潰れて復元力が弱まり、保温性が低下してしまいます。家では広げた状態で保管するか、大きめのメッシュバッグに入れてゆったりと保管するのが理想的です。
また、寝具としての清潔さを保つという意味では、シュラフ(寝袋)のメンテナンスも同様に大切です。正しい選び方やケアについては、以下の記事でも詳しく解説されています。
元アウトドアショップスタッフが教える!シュラフ(寝袋)のスペックの見方とオススメシュラフ5選
焚き火の匂いがどうしても取れない場合は、お風呂場などで蒸気を当ててから陰干しすると、繊維の奥に入り込んだ匂い粒子が水分と一緒に蒸発しやすくなります。ぜひ試してみてください。
まとめ:自分だけの一枚を見つけてキャンプをもっと快適に
キャンプブランケットは、寒さをしのぐための道具であると同時に、サイトの雰囲気を自分好みに変えてくれるインテリアでもあります。焚き火を囲む時間を大切にしたいならウール素材、寝心地や軽さを重視するならダウンやフリース素材と、自分のキャンプスタイルに合わせて選ぶのが正解への近道です。
今回ご紹介した選び方を参考に、ぜひ長く付き合える「相棒」のような一枚を見つけてみてくださいね。お気に入りのブランケットに包まれて飲むコーヒーの味は、きっと格別なものになるはずです。
本記事で紹介している製品の素材特性やメンテナンス方法は一般的な目安です。製品ごとの正確な取り扱い方法については、必ず各メーカーの公式サイトや付属のタグをご確認ください。また、焚き火の取り扱いには十分注意し、キャンプ場のルールを守って安全に楽しみましょう。


